読み方が分からない漢字や、通常の変換操作で入力できない漢字(JIS第一水準・第二水準以外の漢字)は、文字パレットの漢字検索を使うと、簡単に入力できます。
以下の2とおりの方法があります。いずれかの方法を行ってください。
I 部首から探す方法
【部首の読みから漢字を検索して入力する】
■操作
【例】「捗」を入力する場合
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[文字パレット]を選択します。
文字パレットが起動します。
- [漢字検索]シートを選択し、[部首設定]または[?]をクリックします。
- [部首設定]画面で、[部首名一覧]シートを選択します。
- [読み]をクリックします。
50音表入力用のパレットが表示されます。
- 50音表入力用パレットで、「て」「へ」「ん」と順にクリックします。
[読み]に「てへん」と入力されます。
※[←消す]をクリックすると、入力した文字を1文字ずつ消せます。 入力されていない状態に戻すときは、[クリア]をクリックします。
- 入力し終えたら、[検索]をクリックします。
[部首一覧]に「てへん」の部首が選択された状態で表示されます。
- [選択]をクリックします。
[漢字検索]シートに戻ります。選択した[てへん]が[部首]に反映されます。
- [検索]をクリックします。
[検索結果]に、[てへん]の部首を持つ漢字が表示されます。
- [捗]を選択して[確定]をクリックします。
画面上の挿入ポイントの位置に「捗」が入力されます。
[閉じる]をクリックして、文字パレットを閉じます。
▼注意
- 選択しているフォントに該当する文字がないときは、文字は表示されません。 必要に応じて、フォントを変更します。
- 文字によっては、アプリケーションで表示・入力できないなど、問題になる可能性があるものがあります。 一覧で、黒以外の色で表示されている場合には注意が必要です。
【部首の画数から漢字を検索して入力する】
■操作
【例】「捗」を入力する場合
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[文字パレット]を選択します。
文字パレットが起動します。
- [漢字検索]シートを選択し、[部首設定]または[?]をクリックします。
- [部首設定]画面で[画数一覧]シートを選択します。
- [画数へ移動]をクリックし、一覧から[3画]を選択します。
画数一覧の先頭が、3画の部首に移動します。
- 一覧で[てへん]を選択し、[選択]をクリックします。
[漢字検索]シートに戻ります。
選択した[てへん]が[部首]に反映されます。 - [検索]をクリックします。
[検索結果]に、[てへん]の部首を持つ漢字が表示されます。
[閉じる]をクリックして、文字パレットを閉じます。
▼注意
- 選択しているフォントに該当する文字がないときは、文字は表示されません。 必要に応じて、フォントを変更します。
- 文字によっては、アプリケーションで表示・入力できないなど、問題になる可能性があるものがあります。 一覧で、黒以外の色で表示されている場合には注意が必要です。
II 漢字の画数や読みから探す方法
【漢字の総画数から検索して入力する】
■操作
【例】「捗」を入力する場合
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[文字パレット]を選択します。
文字パレットが起動します。
- [漢字検索]シートを選択します。
- [画数]をクリックして、一覧から[10画]を選択します。
画数があいまいな場合は、範囲にする画数を設定します。 - [検索]をクリックします。
[検索結果]に、総画数が10画の漢字が表示されます。
- [捗]を選択して[確定]をクリックします。
画面上の挿入ポイントの位置に「捗」が入力されます。
[閉じる]をクリックして、文字パレットを閉じます。
▼注意
- 画数の範囲を設定するとき、検索条件に設定できる画数の幅は最大5画までです。
- 設定できる
…4〜8画(画数の幅が5画) - 設定できない
…4〜9画(画数の幅が6画)
- 設定できる
- 選択しているフォントに該当する文字がないときは、文字は表示されません。 必要に応じて、フォントを変更します。
- 文字によっては、アプリケーションで表示・入力できないなど、問題になる可能性があるものがあります。一覧で、黒以外の色で表示されている場合には注意が必要です。
【漢字の読みから検索して入力する】
■操作
【例】「捗」を入力する場合
- ATOKが使用できる状態で、入力メニューをクリックし、[文字パレット]を選択します。
文字パレットが起動します。
- [漢字検索]シートを選択します。
- [読み]をクリックします。
50音表入力用のパレットが表示されます。
- 50音表入力用パレットで、「ち」「ょ」「く」と順にクリックします。
[読み]に「ちょく」と入力されます。
※[←消す]をクリックすると、入力した文字を1文字ずつ消せます。 入力されていない状態に戻すときは、[クリア]をクリックします。
- 入力し終えたら、[読み]の欄をクリックするか、50音表入力用パレットで[閉じる]をクリックします。
50音表入力用のパレットが閉じます。
- [検索]をクリックします。
[検索結果]に、読みが「ちょく」の漢字が表示されます。
- [捗]を選択して[確定]をクリックします。
画面上の挿入ポイントの位置に「捗」が入力されます。
[閉じる]をクリックして、文字パレットを閉じます。
▼注意
- 選択しているフォントに該当する文字がないときは、文字は表示されません。 必要に応じて、フォントを変更します。
- 文字によっては、アプリケーションで表示・入力できないなど、問題になる可能性があるものがあります。 一覧で、黒以外の色で表示されている場合には注意が必要です。
◆補足
[検索結果]に表示された漢字を選択して[文字情報]をクリックすると、その漢字の読みや部首、コード番号などの情報を確認することができます